以前からお知らせしているとおり、新生COACERは、再生医療として注目を浴びる幹細胞治療を美容や健康、若返りとして応用する世界で最も最先端の美容プログラムとして、それこそ“再生”中です。
弊社がCOACER幹細胞の名称でオリジナルとして誕生させる幹細胞は、他家骨髄由来間葉系幹細胞と言って、まだ日本では認可されておらず、日本人の方が治療を望んだ場合もベトナムまで来て受けなくてはなりません。
なので、日本において積極的にPR活動を行う予定はないのですが、私自身の勉強のアウトプットとして日まとめてみます。
本日のお題は、幹細胞の種類についてです。
幹細胞の種類
以前の記事でご案内したとおり、再生医療の分野で期待される幹細胞には、3つの種類がありました。
受精卵の胚から作成されるES細胞は全能性と言って、すべての細胞に分化(変化)される幹細胞ですが、倫理的な問題から使用が規制されています。
また、体細胞から人工的に作成されるiPS細胞も全能性ですが、腫瘍形成の懸念もあり、まだまだ研究、改良が必要です。
なので、再生医療としての幹細胞は、分化する細胞の種類が限られますが、私たちの身体の中にすでに存在する体性幹細胞が現在最も安全で実用的であるということになります。
そして、この体性幹細胞にもいくつも種類がありますのでご紹介します。
体性幹細胞の種類
身体の様々な組織にある幹細胞には、造血幹細胞、神経幹細胞、皮膚幹細胞、腸管幹細胞、乳腺幹細胞、精巣幹細胞、間葉系幹細胞など多くの種類が存在します。
幹細胞には、「自己増殖能」といわれるそれ自身を増やしていくものと、分裂して様々な細胞に変化する「分化能」があります。
体性幹細胞の中でも、最も多くの種類の細胞に分化する“間葉系幹細胞”が、現在の幹細胞治療の主役となっており、その分化の可能性は血液系細胞、神経系細胞、表皮系細胞、軟骨細胞、筋肉、肝臓、心臓など広範囲です。
間葉系幹細胞の種類
最も多くの細胞に分化する間葉系幹細胞はまさに幹細胞治療の主役ですが、この間葉系幹細胞もどこから抽出するかによって種類が異なります。
再生医療に使用されている間葉系幹細胞は大きく3つのタイプがあります。
骨髄由来、脂肪細胞由来、臍帯血由来
脂肪細胞には多くの間葉系幹細胞が存在しており、最も抽出や培養が容易であると言われていますが、その分化の種類と能力は他に比べると弱いとされています。
臍帯血にも間葉系幹細胞が存在していますが、赤ちゃんの血液であるため骨髄由来に比べると未熟で、分化能力や定着が劣ると言われています。
そして、それを自分から抽出したもの(自家)なのか?他人から抽出したもの(他家)なのか?の2種類をプラスして分類します。
私たちCOACER幹細胞は、他家骨髄由来間葉系幹細胞ですが、その中でも最も安全性の高い(拒絶のない)未分化の間葉系幹細胞を抽出します。
骨髄由来間葉系幹細胞は、骨髄細胞の中でも10万分の1という大変希少な幹細胞です。全身の血液を司る骨髄には、血液系細胞に分化する造血幹細胞が多く含まれており、その中から未分化の間葉系幹細胞だけを抽出する技術が大変難しいと言われていますが、本当に再生医療としての効果を求めるのであれば、骨髄由来間葉系幹細胞が最も効果が高いということはすでに周知の事実なのです。
他家骨髄由来間葉系幹細胞のメリット
免疫拒絶などのリスクのみを考えると、自家幹細胞が最も安全だと思われると思いますが、その増殖能力や分化能力は年齢を重ねるごとに低下していきます。
また、既往症などの情報なども培養されるため、病気のリスクは高まる可能性があります。
あくまでも、歳を重ねた自分の細胞ということです。
COACER幹細胞は、20歳から25歳の若く健康なドナーの骨髄から抽出します。
間葉系幹細胞の数は生まれた時を100%とすると、10代で10%、30代で4%、50代で2.5%、80代で0.5%に激減します。
この数値が増殖能力と判断いただくのが分かりやすいですし、また、若さとは言い換えれば体内の間葉系幹細胞の数であるとも言えます。
また、他人の細胞を移植することに対する免疫拒絶反応への安全対策としては、拒絶を起こすことがない未分化の間葉系幹細胞のみを抽出します。
若く健康なドナーから安全な間葉系幹細胞だけを抽出、特殊な培養液(特許取得済み)と技術で3億個の培養に成功しています。
数が多ければ多いほど若返る。
私たちCOACERが、この大きな可能性を持つ他家骨髄由来間葉系幹細胞を再生医療ではなく、美容プログラムとして世界にリリースするのは、これが大きな理由です。
COACER幹細胞3つの効果
パソトロフィック効果
体内で炎症が起きたり、細胞にダメージがあるとき、それを知らせるシグナルが発信されます。それを受けて、「COACER幹細胞」が病気の患部に向かう効果のことです。
ホーミング効果
「COACER幹細胞」は分化していき、もともとある幹細胞の組織の中へ向かいます。そこで必要な部分に、同化していく効果のことです。
パラクリン効果
「COACER幹細胞」は各種タンパク質をつくり、もともと体内にある細胞に必要な因子を届けます。それにより傷ついた細胞や衰弱している細胞を、再生させていく効果のことです。
パラクリン効果の6つの働き
- 免疫バランス調節:免疫のバランス調節を行い、組織を修復していく働き。
- 抗アポトーシス:傷ついた細胞や衰弱している細胞を、活性化させる働き。
- 血管再生:血管を再生させて患部に各種栄養を運び、治癒させる働き。
- 細胞分化促進:「COACER幹細胞」が様々な因子を出して、分化を促進する働き。
- 抗はん痕:火傷後の皮膚硬化に似た状態が、体内で起こることを防ぐ働き。
- 因子誘導:傷ついた細胞や衰弱している細胞を、再生していく働き。
ということで、簡単にまとめて見ましたが、なんとなく理解できたでしょうか?
勉強すればするほど本当に専門的で理解するのが難しかったですが、だいぶ説明できるようになりました♡
まだまだ勉強は続きます。
幹細胞培養液を化粧品に応用というレベルではなく、幹細胞治療そのものを美容プログラムとして販売するCOACERです。
今後の商品開発にご期待ください。